[MTG/速報]マジック2010におけるルール変更について
[MTG/速報]マジック2010におけるルール変更について
[MTG/速報]マジック2010におけるルール変更について
※詳細
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/42a

☆その1:同時マリガン
・マリガンは今後は同時に行われる。

1.ゲームの最初のターンを実行するプレイヤーからターン進行順に従い、各プレイヤーは順にマリガンを行うか否かを宣言する。その後、マリガンを行うことを宣言した各プレイヤーは、同時にマリガンを実行する。(誰もマリガンをしなかった場合、実際のゲームを開始する。)
2.2回目以降も同じ手順をお互いがマリガン宣言しなくなるまで繰り返す。
3.一度マリガンしないことを宣言したら、最初の手札はそれで確定になるのは従来どおり。

以前は相手がマリガン終了するまでマリガン宣言できなかったのが、同時にするようになっただけ。相手のマリガン具合を見て判断できなくなったのはちとつらいか。

☆その2:新用語
戦場/Battlefield
・場領域は「戦場」に名前が変わる。今後はパーマネントは「場に出る」ではなく「戦場に出る」ことになる。

唱える/cast、プレイする/play、起動する/Activate
・呪文をプレイすることは、今後は「唱える」という動詞を用いて表現される。
ただし、土地(およびタイプの確定しないカード)に関しては、「プレイする」という表記はそのまま。
起動型能力は今後は「プレイする」ではなく「起動する」と表記される。

この2つはどうやら「プレイする(play)」と「場に出す(put into play)」の混同をなくすためらしい。なるほど、間違えやすいしね。

追放/Exile
・「ゲームから取り除く」という表記は「追放する」という表記に変更になる。領域も今後は「追放領域」となり、そこにあるカードは「追放されているカード」と表記される。

剣鍬と願いシリーズのRemove領域を区別するためらしい。
今後からは、ソープロされたものや《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt(TSP)》等でゲーム外領域にいったカードたちは願いシリーズで持ってこれなくなった。

終了ステップの開始時/Beginning of the End Step
・“ターン終了ステップ”を“終了ステップ”に変更し、カードの表記もそれにあわせて変えることにするらしい。この時点で誘発することは、実際にそのままの表記になり、「ターン終了時」が「終了ステップの開始時」になる。これにより、この手の誘発型能力の解決後に、さらに呪文や能力を使うタイミングが存在することがより明確になるそうだ。
◆終了フェイズ
・終了ステップ⇒《地壊し/Groundbreaker(PLC)》なんかの生け贄のタイミング
・クリンナップ・ステップ⇒《巨大化/Giant Growth(10E)》なんかの修正が終了するタイミング
こんなニュアンスでいいのか?

☆その3:マナバーン廃止、マナプールに残っているマナの処理の仕方の変更
・マナ・バーンの概念は削除になり、ステップやフェイズの終わりに残っている未使用のマナは単に消滅し、ライフの喪失は発生しなくなった。

《原野の脈動/Pulse of the Fields(DST)》や《溶鉱炉の脈動/Pulse of the Forge(DST)》におけるマナバーンを利用してのライフ調整ができなくなった。
そして2種類のぶどう園…さようなら…。
そしてMana Drain、Su-chi、陰極器おいでませ。

・今後マナ・プールのマナは各フェイズの終了時ではなく、各ステップの終了時に消滅することになった。

ANTにおけるアップキープステップに神秘の教示者、むかつきサーチ⇒スタックで場の《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond(MI)》等サクって5マナ出す⇒ドローステップ入って《むかつき/Ad Nauseam(ALA)》ドロー、ドロー・ステップ開始時にプレイ…といった一連のギミックが出来なくなってしまったwwwwwwこれは痛いwwwwwふざけんなwwwwww
《むかつき/Ad Nauseam(ALA)》禁止しなかったのはこれの伏線だったのかも?

☆その4:トークンのオーナーについて
・場に出したときの効果のコントローラーではなく、戦場に出たプレイヤーのコントロールになった。

簡単に言えばHaunted Brandやターボ《歪んだ世界/Warp World(10E)》終了のお知らせって事。
《狩り立てられた恐怖/Hunted Horror(RAV)》だして《刻印/Brand(UZ)》打って回収ウマーとか出来なくなったわけだ。好きなデッキだけにこの変更は残念だ。

☆その5: 戦闘ダメージ処理の仕様変更
・戦闘ダメージ・ステップでダメージが割り振られたらそれはただちに与えられ、その間に呪文を唱えたり能力を起動したりするタイミングはなくなる。
ダメージがそのための最後の瞬間はダメージが実際に与えられる前なので、ブロック・クリーチャー指定ステップ中に解決する。

要は「ダメージがスタックに乗った後~」っていうのが出来なくなった。
《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》でブロック後ダメージ飛ばせない。涙目。
《変異種/Morphling(UZ)》でタフネスあげて生き残すことができない。涙目。
ということは、ダメージ軽減能力を使うタイミングも変わってくるってことか。なるほど。
…ここだけ5版ルールに戻った、と捉えていいのかな?

・複数のクリーチャーでブロックされたとき、こちら側が防御側のクリーチャーにダメージを与える順番を決めて、その順にダメージを与えることになった。

めんどくせー。なんかモンスターコレクションの戦闘みたいだ。

☆その6:接死
・誘発型能力から常在型能力に変わった。

上記のダメージ解決方法だと複数のクリーチャーでブロックされた時に最初の一体しか接死ダメージが与えられなくなったので変更になったらしい。
あとは再生は1回だけでいいようになった。(現ルールだと致死ダメージ分+接死分で2回分再生の盾を張らないとダメ)

☆その7:絆魂
・これも誘発型能力から常在型能力に変更。

これによりダメージ解決と同時にライフゲインできるようになった。
これも複数のクリーチャーでブロックされた時に最初の一体しか伴魂しないかららしい。
ダメージを受けてライフを獲得する前に死んでしまう、という事がなくなったがW伴魂という鬼畜なこともできなくなった。

…とりあえず以上か。
ちなみに上記の変更の適用はM2010プレリの日かららしい。(7/11~?)

間違って解釈してたり抜けているところがあったら指摘お願いします。

何気に新しく収録されるカード画像がちらほら。
ボーライの帰還、黒蛇の人の天敵、新2色ランド、2マナ2/1伴魂…。ちょっと楽しみになってきたw
でもマナバーン・プールの件はいただけない。それ以外は納得のいく変更なんだが…。
追記:すまん、モグファナさん終了のお知らせはダメだ。これは納得いかない。

コメント

Morix
2009年6月10日20:46

モグの狂信者でスタック後飛ばせなくなったことのほうがよっぽど深刻なのは私だけでしょうか・・・?

djcanon@ジャンプ最強
2009年6月10日20:48

>Morix氏
まあ、自分もですよ…。でもこの分だとM10で多分落ちそうだし。

スカルクランプ
2009年6月10日20:52

リンクありがとうございます
こちらからもリンクさせて頂きました、ありがとうございまっす!

戦闘ダメージスタックの件は慣れるまで時間かかりそうですね
まあ6版の時よりはマシなんでしょうけど

djcanon@ジャンプ最強
2009年6月10日21:14

>スカルクランプさん
リンクありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
複数のクリーチャーへの戦闘ダメージの割り振りが一番面倒ですね。こればっかりは慣れるしか…。順番とか間違ったら悲惨なことになりそうw

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索